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2009年、ありがとうございました。 [コンサルタント業]

このブログでは、
「収益を上げる」「患者さんを増やす」
歯科医院の経営をもっと元気に!地域で「Only-1」のポジションを築くために! 経営のヒントをお届けしています!
そして、ときには、「倒れる歯科医院」のエピソードや、気になるその後を語ります。


2009年、残り2日になりました。

・・・医院の運営にはやはり、王道なしです。

奇抜なもの、変わったもの・・・、それは真の理念がないと継続しない・・・。
と痛感しました。

イベントで、患者さんを集めていた医院が、軒並み患者数を減らし、
厳しい事態になってしまった医院が、いよいよ、「倒れる歯科医院」になってしまいました。

いろいろな取り組みをしていたのでしたが、このところ、スタッフの退職が続いていました。
その結果が・・・
そのすぐに、好対照な、地道な地域への活動をしていた医院が、
確実にスタッフが増えて、診療報酬も、患者数も過去最高値を出している医院もあります。

この大きな差は、ひとつひとつの地道な改善行動が、
長い間に、積み重さなって大きな差になるのだと、痛感しました。
どちらの医院の院長も知っていたからなおさらです。

このところの、好調な業績を出しているユニクロも、
一つ一つの問題を、地道に、改善していって、何年も何年も積み重ねた結果なのですね。

今のユニクロも、私の記憶だと、フリースの大ブームのあとはしばらく業績低迷していました。
野菜栽培に手を出したこともありました。
若い社長が就任して、すぐに社長更迭したりして、決して、単調に成長をしてきたのではないです。

今の結果だけをみると、この不況の中でも、
厳しいと云われるアパレル業界で、一人勝ちのように見えてしまっているのですが、
実は、地道な改善と、いくつかの失敗もあったのだと・・・、少し安心します。
やはりユニクロを過去最高の業績を出しているもの、創業期からのアパレルであり、
顧客の求めに応じて、少しずつ製品を改良してきたことによります。
本業に集中をして、迷わず頑張るということ、楽ではありませんが・・・。

今回民主党政権下で保険の改定がありました。
今回の保険点数は、少し改善されるとの報道ですが、その数値は2%程。
決して少ない数字ではないですが、その期待感はなぜか、あまり感じないですね・・・。
この不況風に、染まってしまったようで、その先に希望が持てない、
雰囲気の方が勝ってしまっているからでしょうか?

でも、この不景気時代に、悪いことばかりではない・・・、という少し希望を持ってこの現象を見たいですね。
そして、地道に目の前の患者さんのことを考えることで、救われる時があると思うのです。

未来のために、歯科界を明るくしていきましょう!!


多くのブログ読者のみなさま、1年間このブログを読んで頂き、誠にありがとうございました。
来年も歯科医院経営のヒントとなる良質な情報をお伝えするように努めます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。




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「事業仕分け」について [コンサルタント業]

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民主党の新政権になってから、すごいな!と思ったことに、「事業仕分け」の制度がありました。
かなり期待をいた人たちは多かったのではないでしょうか?
このような制度を実施できたのも、政権交代の大きな成果だと思います。

新聞で、連日行われていた、「事業仕分け」の経過を見るたびに、随分思い切った結果が出ているもの。
行政側では「困る人の多い」のだろうと思うこともありました。

ぜひ、その中継を見てみたいと思っていて、出張先のホテルで見る時間が取れました。
しかし、「事業仕分け」をしている場面を、中継している画面を見ていて、失望をしてしまいました。
質問側の姿勢に失望したのではありません・・・。
説明する側(行政側)の対応や姿勢に失望したのです。

中継を見た多くの人々は、きっと、私同様に、大きな失望と、怒りを感じた人もいたでしょう
その明らかになったことは、説明する側(行政側)のいい加減さに、目に余るものがある、
ということです。

説明する側が当然要求される『説明責任』を果たしていないことに、私は、愕然としました。

企業では当たり前の、投資する効果や、波及効果を全く意識していないのです。
国民の税金から捻出される予算金に対する「効果」や「波及効果」を、なぜ説得できないのか!!
論点が不明確、過去の案件の証拠や、効果の測定が不明確であることは、言うまでもなく、
きまりきった予算を考えもしないで、要求しているとしか思えない答弁ばかりです。
今までの、予算の組み方が如何にいい加減であり、不景気で大変といわれているのに、
その危機感が全くないのです。

これまで、「ムダな予算が計上され、使い道も十分考察していない」ことが、露わになってしまったのです。
これから、きっと、今までの政治に関するいい加減さが、
より大きな“政治不信”へとつながってしまうのはないでしょうか?

この、すごいな!と思った「事業仕分け」の制度が、きちんとした効果を出すところまで、
詰めて、ムダ取りをしてほしいものです。




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エコロジカルフットプリントとは?  [コンサルタント業]

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「エコロジカルフットプリント」ということばを、ご存じですか?
アメリカの、グローバルフットプリントネットワークという会社が、
生み出した各国の経済活動の規模を、どれくらい地球の面積を使うのかを出した指標です。

経済活動に、必要な土地/森林/海洋の面積(1年間で使う資源を供給し、廃棄物を吸収するのに必要な広さ)
で計算して、国民ひとり当たりに換算。
その国の経済活動がどれだけ地球を踏みつけているかを、集計して出したものです。

何かと、環境問題が、云われている現在ならではの視点ですが、意外なのは、下記のランキングです。

データは、『生きている地球レポート2006』から抜粋

1位.アラブ首長国連邦
2位.アメリカ合衆国
3位.クウェート
4位.デンマーク
5位.オーストラリア
と続き、
21位.日本(フランスと同率)
となると云います。

いわゆる先進国が高いわけではなく、産油国の順位が高かったり、(アラブ首長国連邦やクゥエート)、
オーストラリアやニュージーランドといった自然大国のイメージが強い国が高いのは意外です。

その理由は、産油国の順位が高いのは、人口で割ると二酸化炭素排出量が極端に高くなるからで、
オーストラリアの様な農耕の国が高いのは、家畜の牧草消費のフットプリントが高いからだそうです。

しかし、狭くて、高度産業の国である日本は、21位とは意外ですが、
気候と効率の相乗効果で、農業生産性がよいからということです。

少し、変わった、環境指標ですが、視点を変えてみると、面白い点もありませんか?




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患者さんが集まる医院の理由 [コンサルタント業]

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“患者さんが集まる医院の理由とは・・・”
これは、意図的に、増患しているのではなく、
患者さんが、医院の特色で、口コミで集まってきている医院の理由です。

ペルソナ法と呼ばれるマーケッティングの方法があります。

その方法がまさに、口コミを生み出す方法ではないかと、
このペルソナ法の解説を読んで直感的に思ったのです。

この、ペルソナ法とは、
「顧客を絞るだけではなくて、名前や住所、年齢、性格、趣味、ライフスタイルに至るまで、
プロフィールを細かく定めた架空の人物像を定め、その人に対してマーケティングを行うという方法のことです。」
つまり、1人の理想の顧客像を作り上げて、その人に対してメッセージを出していくという方法です。
1.対象となる患者層を絞る。
2.その患者層に医院からのメッセージを発信していく。

実は、この方法は、最近特に本屋さんに山積みされている、「引き寄せの法則」と似ています。

医院が、どのような患者さんを、対象にしたいか?
健康観の高い患者さんを集めたい
機能回復に関心がある患者さんに絞りたい

などです。次に、

その患者さんたちが何を求めているか?
どの年齢層か?
その生活習慣はどのようなものに価値観を持つか?

などに進んでいきます。

そうすることによって、医院には、きちんと、対象の患者層像を描くことで、対象患者層像に焦点が当たり、
その結果、それに近い人たちを引き寄せることができるようになるのです。
変化していくと言ってもよいでしょう。

私が、主たる仕事にしている医院向けてのISO認証取得活動でも、
まず、先に決めるのは、コミットという医院のビジョンです。

コミットメントを、方針に展開し、具体的な目標に降りていきます。
できるだけ、現状分析をして、対象とする医患層を明確にして、
具体的な目標を作ると、意識的にも無意識的にも、それに向かって動き出していきます。

しかし、その効果を出すには、条件があります。
・・・納得したものであることが必要です。

さらに、完璧に、患者さんを引き寄せるためには、もう1つ条件があります。

コミットメント(約束)を持って進めるための「覚悟」が必要だと言うことです。

中途半端なコミットメントや、外見を気にしてみた目で作ったコミットメント、方針では、
その効果はないーということなのです。




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助成金の上手な利用(記事から学ぶ) [コンサルタント業]

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『教育訓練助成金でセミナー費用を捻出する手法』
この記事は、私の訪問させていただいている医院の先生からいただいたものです。
その先生は、医院のシステム化に熱心で、いつも感心することが多いのです。

では、『教育訓練助成金でセミナー費用を捻出する手法』のその一部を紹介します。

先日、クレドカード系のセミナーの案内をみていたら、セミナーの内容ではなく
募集方法に目がとまりました。

ポイントは、売り上げが5%以上減少しているか、前年度の決算が赤字であれば
①セミナーを代表で受講し ②受講者が他の職員に講演を行えば、
20人の企業で20万円以上支給されるというものです。

【助成金の対象となる教育訓練】
・当該企業において通常の教育訓練
カリキュラムに位置づけられていない限り、次のようなものについては、教育訓練として認められる。
例えば・・・
技能向上、フォークリフトやクレーン等の技能講習、経営哲学、マーケティング手法、
品質向上やQCサークルのスキルアップ、語学、新分野進出に関する業務内容、
ISOコーチング技法、OA関係、財務分析、モチベーションの向上 、メンタルヘルス対策 、
人事・労務管理、リーダーシップ能力開発、コミュニケーション能力開発など

ハローワークに
1.申請する側の手続きが 結構面倒です
  そこで、社労士と提携。成功報酬1割です
2.就業規則、給与明細などが、整っていなければ 構築しなければいけません
  そのほかに、研修時の配布資料なども申請に必要
  こちらで、サンプルを用意しなければいけません
3.雇用調整なので、赤字か下り坂の歯科医院でなければいけませんね
  かなりゆるい基準のようですが

・結論 
対象歯科医院ならば、その気になれば利用できますが、かなりの手間が必要です。
私どもの関係する医院には該当しないようですが、本当に赤字ならば、クリアーできそうです。

あまりに、セミナーの効果で業績が上がり、助成の対象外になるというオチがあるかもしれませんが、
活用できる方法があるのではないでしょうか?

いかがでしょうか?
しかし、いろいろな助成の制度がありますね。




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