SSブログ

億万長者になったら・・・(記事から学ぶ) [コンサルタント業]

このブログでは、
「収益を上げる」「患者さんを増やす」
歯科医院の経営をもっと元気に!地域で「Only-1」のポジションを築くために! 経営のヒントをお届けしています!
そして、ときには、「倒れる歯科医院」のエピソードや、気になるその後を語ります。


こんな面白い記事が書かれていました。

「20年後、億万長者になったのはどちらでしょう?」

この記事の内容は、医院をよくしたいときにも言えることがあります。
ただ、簡単に患者数を増やしたいと思ってもほとんど増えません。
増やしたい時に、自分の医院で行う医療サービスの本質をきちんと考えなくてはいけません。
さらに、それは自分が心から納得したもので、行わなければ、これまた、効果が出ません。
それと、同じ意味のことだと思ったのです。
ではその記事を紹介します。

「20年後、億万長者になったのはどちらでしょう?」と考えて、実際に実験を行った人がいるそうです。
まず、その人は、グループをAとBの2つに分けます。

・Aグループ(1245名参加)
まずお金を儲けてから、自分の好きなことをやりたい、という人々。

・Bグループ(255名参加)
自分の興味のあることを追求していればお金はあとからついてくる、という人々。

そして20年後・・・彼らはどうなったのか?

合計1500名の中から101名の億万長者が生まれたそうです。
しかし、Aグループからは1名のみ。
残りの100名はBグループから生まれたのです。

考えさせられる結果です。

医院を良くするのに、興味のあることだけを行っていれば成功することではない・・・。
ですが、興味がないことをただ「真似のように行っていても駄目」ということを意味しているのだと思います。
真に考え、自分の納得した興味のある医療サービスをきちんと行うことが、
成功の確率も高いと云うことでしょう。
これは、すべてのことに言えることでしょう・・・。




共通テーマ:仕事

歯科界の新しい芽 [コンサルタント業]

このブログでは、
「収益を上げる」「患者さんを増やす」
歯科医院の経営をもっと元気に!地域で「Only-1」のポジションを築くために! 経営のヒントをお届けしています!
そして、ときには、「倒れる歯科医院」のエピソードや、気になるその後を語ります。


歯科医療界にも新しい価値を生み出す『ニッチとか、スキマとか』の芽が、きっとあると思います。


不況の時代は、変化の時代であり、見直しの時代とも言われています。
この不況時代、仕事をうまく生かすために、
『ニッチとか、スキマとか』をテーマにすることがポイントだと云われ、
最近特に『ニッチとか、スキマとか』という言葉が盛んに使われていると思います。
『ニッチとか、スキマとか』言われていることは、歯科ではこんなことかもしれません。

『ニッチとか、スキマとか』の一例を紹介します。

かって(随分昔という感覚があるので)iPodが、まだ、出始めの大ヒットする前のことです。

一部のパソコンマニアのあいだで、パソコンと接続する、MP3プレーヤーの、プチブームがありました。
その時に、iPodも同時期に第一世代の製品を出しています。

でも、まだ高額でそれほどのヒットというわけではありませんでしたが、
アップルはここをいち早く「発見」し、小さいながらも参入しています。

次に、アップルはiPodをじっくり育てていきました。
発見の芽を、いろいろな要素を組み合わせることで、メジャーなものにしていったのです。
いろいろな要素とは、ハードウェアやデザインのよさや、
パソコンで使うソフトの便利さインターネットを通じた音楽配信のしくみ、
そして低価格での楽曲の提供のことです。

でも、こうしたハードウェアやソフト、音楽配信のしくみなどがまったく新しいモノだったか?というと、
バラバラには、すでに存在していたのです。
このように、いろいろなものを組み合わせて新しい「価値」をもつモノを生み出していく・・・

ここでアップルは、何段階にもわたって創造したものを「増幅」発信しています。
ひとつは、Windowsへの対応。もうひとつは、iPod nanoの広告です。

iPodならではの「価値」を、「発見」し、「増幅」して、発信しているのです。

日常の中から、スキマを「発見」し「創造」して「価値」のあるカタチにし、さらに、育てて「増幅」する。
アップルほど、大ヒットとはいかなくても、
歯科医療界にも新しい価値を生み出す『ニッチとか、スキマとか』の芽が、きっとあると思います。




共通テーマ:仕事

大学も倒産の時代へ(東洋経済の記事から学ぶ) [コンサルタント業]

このブログでは、
「収益を上げる」「患者さんを増やす」
歯科医院の経営をもっと元気に!地域で「Only-1」のポジションを築くために! 経営のヒントをお届けしています!
そして、ときには、「倒れる歯科医院」のエピソードや、気になるその後を語ります。


大学もいよいよ倒産時代の到来です!!か?

先日の東洋経済の10月24日号の特集は、興味ある記事でした。
久々に学校の関係の記事をじっくりと読みました。

日本にも、大学が700以上あるとは、すごい数ですね。
専門性を教育訓練させるところから、一般教養を身につけるところまで、
その使命は多岐にわたるのでしょうが、それにしても、すごい大学数です。
大学も、今までは、入学時の評価(偏差値)から大学の評価をする傾向が強かったと認識していますが、
この特集記事は、大学の実質的な実力評価が変化していることをあらわにした特集でした。

当然のこと、700もの大学があれば、
『少子化や就職率の低さから、青息吐息の大学も少なくないようで、
なかには、募集停止に追い込まれるところも。
『大学倒産時代は間違いなくやってきます』
とは、改めて、世の中の環境が大きく変化していることを感じさせる言葉です。
 
この特集では、
『生き残りのひとつのカギは、就職率にあります。』と、断言しています。

記事では、
いわゆる「有名企業」にどれだけ就職できたかという実績に基づいた、
真の就職率ランキングを掲載して、そのランキングが、
既存の大学のランキングと大きく変わることに、歯科との関係性を感じた次第です。

いわゆる、難関大学でなくても、特色をもった授業の実施で、
有名企業に続々と卒業生を送り込んでいる大学がありました。
その事例の大学は、その実績をみて、全国から入学志願者が押し寄せていると云います。

しかし、授業は厳しく、遊ぶ場所もない環境でスパルタ式に
『いかに実社会で役立つか』という視点で学生を鍛えているのです。
やっぱり、人の育成は簡単ではないと云うことですね。
そして、『いかに実社会で役立つか』が課題ということですね。

ところで、数日前に、衛生士学校の就職説明会がありました。
求人希望の医療機関関係者もかなり多く参加していました。
その衛生士学校は、特色ある入学試験を実施し、
『いかに実社会で役立つか』を学校の使命としているのです。
このところ、定員割れが多い衛生士の育成学校の中で、定員を維持しています。
資格を取るための学校から、『いかに実社会で役立つか』が、今後ますます求められるのでしょう。




共通テーマ:仕事

投資と価値 [コンサルタント業]

このブログでは、
「収益を上げる」「患者さんを増やす」
歯科医院の経営をもっと元気に!地域で「Only-1」のポジションを築くために! 経営のヒントをお届けしています!
そして、ときには、「倒れる歯科医院」のエピソードや、気になるその後を語ります。


投資に失敗した事例の「倒れる歯科医院」の原稿を書きました。
日本歯科新聞社の雑誌「アポロニア」に掲載は、12月号ですので、ぜひ、ご覧ください。

その原稿を書くために、投資について考えてみました。
投資には、資産を作るための投資と、結果的には、資産を生み出さない投資があるのだと思ったのです。
つまり、その人は投資と思っているけど、ただの浪費、たとえば骨董品などです。

『投資によって生み出される資産は、多くの「価値」を生み出してくれる。』
と書かれた文章が、目にとまりました。

すると、投資先の対象は、なにも、株や不動産ばかりが資産ではないと思うのです。
今まで、その資産と云われた、株や不動産が、
その不確実性をこの世界不況で、証明されたようなきがしますが、いかがでしょうか?

もっと、身近で、多くの価値を生み出し、将来ともに、資産として価値があるものはないか、
と、ありました。
医院評価=企業でいえば「ブランド」価値ですね。
これに企業は莫大な投資をしています。
次には、なんといっても価値の高いものは、『患者リスト』です。
この価値ある『患者リスト』のすごい価値を最近痛感します。
これさえあれば、少々の不況は怖くない!

この、『患者リスト』は、医院の長い歴史と、努力によって生まれたものです。

しかし、その価値ある、『患者リスト』をうまく生かしていない場合が、いかに多いか、
ただの患者名簿にしかなっていないことが多いのです。

企業は、顧客のリスクを集めるために、ものすごい投資をしています。
それを、使うためです。新製品をアピールしたり、
顧客のネットワークを作るために、いかに多くの投資をしているかです。
投資をする理由は・・・すごい価値があるからです。
すべての利益を生み出すものがそこにあるからです。

歯科医院は、新規の患者さん・・新患を集めることに主眼を置いていることが多いですね。
確かに、新患は医院の元気さのバロメーターではあります。
しかし、継続的に、医院を安定させるには、今までの患者さんであり、その『患者リスト』にある情報です。

一度、この価値ある『患者リスト』の活用を振り返ってみて、
いかに、この『患者リスト』を生かすかを考えてみたらいかがでしょうか?


共通テーマ:仕事

差別化と優位性 [コンサルタント業]

このブログでは、
「収益を上げる」「患者さんを増やす」
歯科医院の経営をもっと元気に!地域で「Only-1」のポジションを築くために! 経営のヒントをお届けしています!
そして、ときには、「倒れる歯科医院」のエピソードや、気になるその後を語ります。


他の歯科医院よりも優位に立つ・・・つまり、よく使われる、医院の「差別化」です。
ところで、この医院の「差別化」を行う上で、欠かせない基準が、「競合」する歯科医院の存在です。

「競合」する歯科医院といえば、何を想像しますか?
治療技術や医療サービスでしょうか?それとも設備でしょうか?
それとも院内環境でしょうか?

最近、この「競合」する医院との「差別化」と言いながら、
ほとんど「差別化」していないのではないかと思う時があります。

つまり、治療の流れや、保険点数(治療費用は大差ない)は同じなかで、
何を持って差別化するのかということを考えなければ・・・、
設備が少々新しい、治療の内容が少し違う程度では、
患者さんには「違い」がわからないのではないか、と思うのです。

歯科医院側が「差別化」して、「違い」をいくら言っても、
患者さんには、あまり大きな「違い」でも「差別化」されたものではない。

残念ですがその程度のことにすごく大きなお金
(使いこなせないCTを入れる、使える機器でより良い対応をした方がよい)をかけている場合があります。
そのために折角、大きな投資をして改装したのに患者数も変化しないということが起きてしまうのでしょう・・。

もし、本当に「差別化」して、「違い」を明確に打ち出すのであれば、もっと、顧客(患者さん)の、
実際に行う選択思考で「競合」する歯科医院との「違い」を捉えるべきではないでしょうか?

「競合」する歯科医院と「差別化」するのかを明確にしていかなければ、
大きな投資も全く意味のないことになってしまいます。
もし、「競合」する歯科医院と「差別化」を本当に目指すのであれば、
徹底的にテーマを絞って、出来る限り大きく違いを打ち出すことが必要だと思うのです。

ある先生から、こんな言葉を聞きました。
「あまり奇抜にしないで、つまり目立たないで、医院の改善をしたいのです」と。
気持ちは解かるのですが、でも、投資は、内装でも設備でも無いはずです。

そうなると、「差別化」をして「違い」を出すには、
医院の医療サービスや、仕組みの「差別化」することであるはずです。
たとえば、治療型の医院が、予防型に変わることの方が、よほど大きな「違い」であり、
競合する医院との「差別化」となると思います。

自分は、何と競合しているか。
少し、違った視点や、発想から、「差別化」の方法を考えてみると、
もっと、医院の改善につなげることが出来ると思います。
さて、いかがでしょうか?




共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。