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「事業仕分け」について [コンサルタント業]

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そして、ときには、「倒れる歯科医院」のエピソードや、気になるその後を語ります。


民主党の新政権になってから、すごいな!と思ったことに、「事業仕分け」の制度がありました。
かなり期待をいた人たちは多かったのではないでしょうか?
このような制度を実施できたのも、政権交代の大きな成果だと思います。

新聞で、連日行われていた、「事業仕分け」の経過を見るたびに、随分思い切った結果が出ているもの。
行政側では「困る人の多い」のだろうと思うこともありました。

ぜひ、その中継を見てみたいと思っていて、出張先のホテルで見る時間が取れました。
しかし、「事業仕分け」をしている場面を、中継している画面を見ていて、失望をしてしまいました。
質問側の姿勢に失望したのではありません・・・。
説明する側(行政側)の対応や姿勢に失望したのです。

中継を見た多くの人々は、きっと、私同様に、大きな失望と、怒りを感じた人もいたでしょう
その明らかになったことは、説明する側(行政側)のいい加減さに、目に余るものがある、
ということです。

説明する側が当然要求される『説明責任』を果たしていないことに、私は、愕然としました。

企業では当たり前の、投資する効果や、波及効果を全く意識していないのです。
国民の税金から捻出される予算金に対する「効果」や「波及効果」を、なぜ説得できないのか!!
論点が不明確、過去の案件の証拠や、効果の測定が不明確であることは、言うまでもなく、
きまりきった予算を考えもしないで、要求しているとしか思えない答弁ばかりです。
今までの、予算の組み方が如何にいい加減であり、不景気で大変といわれているのに、
その危機感が全くないのです。

これまで、「ムダな予算が計上され、使い道も十分考察していない」ことが、露わになってしまったのです。
これから、きっと、今までの政治に関するいい加減さが、
より大きな“政治不信”へとつながってしまうのはないでしょうか?

この、すごいな!と思った「事業仕分け」の制度が、きちんとした効果を出すところまで、
詰めて、ムダ取りをしてほしいものです。




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