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正月の神田本屋さん街 [コンサルタント業]

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「収益を上げる」「患者さんを増やす」
歯科医院の経営をもっと元気に!地域で「Only-1」のポジションを築くために! 経営のヒントをお届けしています!
そして、ときには、「倒れる歯科医院」のエピソードや、気になるその後を語ります。


正月明け、早々に、神田の本屋さん街に行ってきました。
ここ神田本屋さん街も一時期のようは賑わいはないにしても、
これだけの本屋さんがあると、珍しい本を求める人もまだまだいるのですね。
少し、ほっとしました。

最近は、自宅にいながら、最新の本が一日で届けられるインターネット書店も普及し、
新刊を扱う本屋さんも、どんどん淘汰されてきています。
その中で、神田も何度となく厳しいと云われ続けていました。

しかし、神田に行って、一つ、時代の変化なのだと、痛感した出来事がありました。
地下鉄の神保町駅から、三省堂本店に向かう道沿いに、よく利用していたハンバーガーチェーンがありました。
ハンバーガ―を食べるよりは、一呼吸入れるために、コーヒーを飲むために立ち寄っていたショップでした。
『ハンバーガーチェーンのウエンディーズ』です。
年末の31日に、全国70店舗あった全店舗の営業を終えたという内容の掲示がありました。
この『ウエンディーズ』は、いくつか記憶の残っていることがあります。
そのひとつに、牛肉300グラムのスーパーメガウエンディーズという製品がありました。
このチェーン店の親会社が、牛丼のチェーン『すき家』も展開しているゼンショーだからできたのだと、
その当時感心したものです。
私は、そのボリュームに圧倒されて食べたことはなかったのですが・・・、
さらに、何種類ものカップに入ったソフトクリームです。
アイスクリームの専門店顔負けの製品でした。
これは、私は甘党なので、良く利用させていただきました。

しかし、いつも感じていたのは、二番煎じが多いな・・・ということでした。
さらに、あまり、お店の中がきれいでないことでした。
若い人のたまり場?でも、マクドナルドでもたまり場だけど、もっと、きれいですね。
そんなことを思い出しながら、独自性がないから、不採算な製品が多いのだろうと、変に納得したのです。
新聞で、『ウエンディーズ』の閉鎖された理由が気になって調べてみると、
やっぱり、思いきった絞り込みと、見直しの結果でした。
『ゼンショーは、牛丼のチェーン『すき家』に経営資源を集中させており、
ブランドの選別を強めてデフレ下で勝ち残りをかける』と報じていました。

消費低迷で苦戦する外食チェーンで、以前のブログにも書きました。
かつて、外食産業のブランドと云われたファミリーレストラン『すかいらーく』が、姿を消したことと、
同じ理由といえます・・・。

歯科でも、やはり、患者確保のために、あえて、今までの医療サービスを絞りこんで、
医院の専門性を明確に打ち出しことを考えるべきなのでしょう。
そうしないと、なおさら、厳しい経営環境になるのではないでしょうか?




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